食用油の賢い使い方

貴方の健康を守るのは貴方自身です

調理適正

−J.フィネガン著『危険な油が病気を起こしてる』より−

食用油の種類により、それぞれの調理適正があります。
その適正にあった使い方が大切です。

調理食品 サラダ 焼き物 炒め物
(ただし軽く)
アーモンド油
亜麻仁油
キャノーラ油
オリーブ油
ピスタチオ油
かぼちゃの種の油
紅花油
ごま油
ヒマワリ油
クルミ油

※健康のため高温での揚げ物や天ぷらのような深揚げ調理は全て勧められません。

※ここでいう調理食品とは、出来上がった温かい料理に油をかける程度の使い方なら構わないという意味です。

※どうしても炒め物等に油を使用したい場合は、オリーブ油かゴマ油をご使用下さい。(比較的熱に安定しております)

レシピ

脂肪研究の世界的権威ブドウィグ博士推奨の太陽エネルギーをもらう食事療法のレシピ

○オレオロックス(常備ソース)

ブドウィグ博士はこれを常備し、パン、サラダ、スープなどにかけて使うよう推奨しています。
材料:ココナッツ油250g・玉ねぎ中1個・にんにく10かけ・亜麻仁油125cc
作り方:玉ねぎを半分に切り、100℃のココナッツ油の中で15分かけて軽く色づかせてからにんにくを加え、3分間だけ入れておく。油をこし、その油だけを前もって30分間冷蔵庫で冷やしておいた125ccの亜麻仁油と混ぜる。できたものは冷凍庫にしまっておき、必要な分だけ少しずつ出して使う。使うときはオレオロックスにさらに亜麻仁油を加えて使っても良い。
注意:オレオロックスは1分以上温めないこと。熱を使う料理では、調理が終わったあとの料理にかけて使うようにする。これは亜麻仁油の場合も同じ。亜麻仁油は熱に弱い。

○オレオロックスを使ったほうれん草と玉ねぎ料理

材料:ほうれん草約450g・玉ねぎ大2〜3個・醤油大さじ2・オレオロックス大さじ3・粉チーズ適量
作り方:ほうれん草は蒸し器に葉を広げて入れて蒸す。半分蒸した葉の上に粗く切った玉ねぎをのせ、醤油を振りかけてから蒸し器のフタをして数分蒸す。ほうれん草の葉を折り重ねて玉ねぎをサンドイッチのようにくるむ。これを皿にとり、粉チーズをかけ、食べる前に溶かしたオレオロックスをかける。

○ヨーグルト、カッテージチーズ、スキムミルクを亜麻仁油と一緒に

病気の患者は消化吸収能力が低くなっていることが多い。亜麻仁油の吸収をより良くするために、ブドウィグ博士は良質な蛋白質を亜麻仁油とよく攪拌し、混ぜ合わせてから患者に与えることにしている。こうすると蛋白質を吸収した亜麻仁油の不飽和脂肪酸は、消化吸収が順調にいく。

亜麻仁油の使用法

生理学的な活性が強いと同時に熱による変化も受けやすいので加熱調理には使わないこと。
もっとも単純で効果的な使い方はそのまま飲むことです。油など飲めないと思うのは間違いで、フローラ社の製品のような本当に純良な油はそのまま飲んでも美味なのでぜひお試し下さい。
また、食パンに塗る、サラダなどのドレッシング、ジュースやヨーグルトに混ぜて飲むのも良い。
調理した温かい料理にかけたりするのは構わない。

その他の亜麻仁油レシピ

○亜麻仁油マヨネーズ

材料:亜麻仁油大さじ3、牛乳大さじ3、カッテージ・チーズ大さじ3、レモンの絞り汁大さじ1あるいはアップル・サイダービネガー大さじ2(この2つを一緒に使ってもよい)、からし大さじ1、ハーブ塩小さじ2分の1
作り方:ブレンダーで亜麻仁油、牛乳、カッテージ,チーズを混ぜる。次にこの混ぜたものにレモン汁、からし、塩などの香辛料を加える。
※このマヨネーズを基本にして沢山のバリエーションを造ることができます。

○自家製マヨネーズ

材料:亜麻仁油、ひまわり油、各120cc、卵黄2個分、乾燥マスタード1cc、レモン汁5cc、塩、こしようは好みで。
作り方:卵黄をブレンダーで中くらいの速さで30秒ほどかき混ぜてから少しずつひまわり油を加え、ついで亜麻仁油を加え、次にレモン汁、マスタードを順次加えていく。塩とこしようは好みで加える。

○亜麻仁油ドレッシング

亜麻仁油180cc、ビネガー60cc、マスタード5cc、ウスターソース5cc、潰したニンニク2〜4かけ、タバスコ6滴、バジリコ15cc、タラゴン2cc、オレガノ2cc、パルメザンチーズ60cc、メイプルシロップ2cc、刻んだ乾燥トマト15ccを一緒にしてブレンダーかフードプロセッサーでかき混ぜる。
パンやサラダなどにかけて使用します。

○豆乳ドレッシング

豆乳(大さじ6)、酢(大さじ1)、塩・こしょう(各少々)、ニンニク(1片)、亜麻仁油(適宜)を混ぜ、サラダや温野菜にかけて供します。

○亜麻仁油ペースト

きな粉、すりゴマなどに亜麻仁油を混ぜて、ペースト状にしてからパンなどに塗って食べます。

○亜麻仁油スプレット

材料:
カツテージ・チーズ125グラム、牛乳大さじ2、亜麻仁油大さじ3、ハーブ塩(少量)、デイル小さじ2分の1、マジョラム小さじ1、にんにく2かけ
作り方:カッテージ・チーズ、亜麻仁油、牛乳をよく混ぜ合わぜて濃厚なペースト状にしてから、これを小さいボウルに移す。ここに砕いたにんにく、デイル、マジョラムなどを加えて混ぜて30分間置く。
※これはポテト料理にとくによく合うが、パンにバターのように塗るのにも具合がよく用途が広い。

○東インド風キャべツ・サラダ

材料:キヤべツ1ポンド、玉ねぎ大1個、黒こしょう(適宜)、長ねぎ1本、しょうが(少量)、亜麻仁油カップ2分の1、アツプル・サイダー・ビネガー大さじ3、塩(少量)
作り方:キャべツは細く切る。さっと湯がいても生でもいい。亜麻仁油、ビネガーなどでマリネを造る。玉ねぎと長ねぎの柔らかい部分は細く刻んでこのマリネに混ぜる。マりネをキヤべツにまぶして30分置いてから供する。

○ブレンダ・ドリンク

スキム・ミルク、または果物ジュース180cc、バナナ半本分または他の果物、ヨーグルトまた は豆乳60cc、濃縮リンゴジュース5cc、亜麻仁油15cc、粉にした亜麻の種、好みによりナツ メグ、しようがなど。全てを混ぜ合わせる。

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